今年2月にフランス、ロワール地方で開催されたナチュラルワインのイベント、
「ラ・ディーブ・ブテイユ」で、ボージョレーの生産者、クリストフ・パカレに再会することができました!
クリストフ・パカレは自然派ワインの父と言われた故マルセル・ラピエールの甥であり、著名な生産者フィリップ・パカレのいとこでもある、まさにサラブレット。
自然派トップ醸造家として年齢を重ね、今年でワイン造り24年目になります。
クリストフに会うと、変わらない笑顔とポジティブエネルギーで思わずこちらまで元気になってしまいます。
ブースでは常に大勢の人に囲まれていました。
2022年ヴィンテージのワインを試飲しましたが、SO2(酸化防止剤)の使用がぐっと減ってナチュラル度がさらに増してます。
ボージョレーの畑違いでここまで多くのクリュを造り分けているのはクリストフだけ。
特に美味しかったのはフルーリー2019のマグナムボトル!また飲みたい…と願うばかりです。。
近年のフランスは熱波が深刻な状況。
45度を超える気温になる地域もあり、生きていくこと自体が大変。
そんな中でも、
「自然栽培で、古木で根っこが深く、俺のガメイは強いから大丈夫!」
と自信タップリなクリストフ。
クリストフが初めてワインを造ったのが1999年ヴィンテージ。
この24年以上の経験と実績がナチュラルワインファンの心を掴んで離しません。
ヌーボーは美味しくない…って思っている方も多いと思いますが、
量産型で工場生産のように造られたヌーボーと、丁寧に造られた小規模生産者の自然派ヌーボーは全く違います。
ボージョレーの認定BIO畑は3%程度。(オーガニック認証)
認定を受けない生産者と合わせても、まっとうな自然栽培は5%くらいなもの。
クリストフのヌーボーに使うブドウは樹齢80年~110年の古木から。(贅沢すぎる…)
インポーター時代、毎年沢山の自然派ヌーボーを飲んできましたが、夫婦揃ってクリストフはまず外すことのできない間違いない生産者。
「今年は過去にない豊作!収穫の時点で、ブドウの質も納得の出来だよ!」とクリストフが太鼓判を押しているので、今から解禁日が楽しみで仕方ありません。
昨年は、荒れた世界情勢の中、日本へのヌーボー出荷を断念したクリストフ。
そのヌーボーになるはずだった1年熟成されたワインと今年の23年の初搾りワインをセットにしました。
今年の解禁日は11月16日(木)、前日までにご予約頂いた方は特別価格となります。
24セット限定です。ぜひお楽しみに!
※こちらのセットは完売となりました。