ファレスタ・ピニョレット

FALESTAR　PIGNOLETO　2022

Region：イタリア　エミリア・ロマーニャ　

Grape：ピニョレット

Category：白・微泡

これぞ、にごり微発泡の代表作。

何も足さない、何も引かない。無濾過で醸造するため、旨み成分の塊である澱がゴロゴロ。
旨みを溶け込ませた液体を口に含んだ瞬間、全身に衝撃が走ります。ぶどう本来の甘やかさと、品種由来のほろ苦さが共存している唯一無二の味わい。
色がぐっと濃くなった最後の1杯は取り合いに。

※こちらのワインはよーく冷やしてからゆっくりと開けてください。酵母が活発なので吹きこぼれ要注意です。

【生産者情報】

マリア・ボルトロッティがあるのはイタリア　エミリア・ロマーニャ州の中でも東端のコッリ・ボロネージ。
彼のぶどう畑があるゾーラ・プレドーザの丘陵地帯はその付近で最もぶどう造りに適した土地として
1000年前の文献にも名前が記載されていた。

当主のフラヴィオ・ボルトロッティは1965年生まれ。
将来を見据えたフラヴィオが中心となり、1992年からオーガニック栽培を開始、間もなくビオディナミコも開始。
自然な造りがモットーで、誰が飲んでも美味しく気軽に買える価格のワインを造ろうと日々邁進している。

ワイナリー
醸造設備はいたってシンプル。
これだけ？？と思うほど最先端のマシンとは縁遠いワイナリー。
フラヴィオ氏は、最先端の機械も複雑な醸造方法も知っているが自身は好まないので使わない。
シンプルな作りが心情で、酵母は全て天然酵母。
発酵中の温度管理は一切しないが、澱引きをし（タンクを移しかえる）温度を下げる。
フィルターは基本的にかけない。
コンセプトはワインに手をかけないといこと。
説明することが無いと本人が言うほどシンプルなワイナリー。

旨みの秘密
鉄分が多いため、ぶどうにタンニンが生まれ、しっかりとした骨格を作り出す。
タンニンのおかげで長期熟成に向くワインとなる。
SO2添加量が少ないため、ぶどう中に含まれいるタンニンが酸化し、白ワインでも色が濃くなる。