ポート　レゼルヴァ　ルビー　ビオ

PORTO RESERVA RUBY BIO　NV

Region：ポルトガル　ドウロ

Grape：トウリガ・ナシオナル、トウリガ・フランカ、ティンタ・バロッカ、ティンタ・ロリス

Category：ポートワイン

存在を知られていなかったナチュラルポートワイン

まさに贅沢な食後酒。
めったにポートは飲みませんが、この繊細な甘さは格別です。
上質なレーズンやドライイチジクの余韻が口いっぱいに広がり、それを綺麗な酸が包み込み、次のひとくちを誘います。

前職時代に業界の別会社の方に「よくこんな蔵元見つけてきたね。素晴らしい生産者。」と言われたのを覚えています。
それくらい、ナチュラルなポートは今までなかった。
抜栓してからも長く楽しめます。

100年ものの古樽で5～7年熟成。残糖62g/L。

【生産者情報】
【ポートワインの世界に革新をもたらせたキンタ・ド・インファンタード】
起源は1816年まで遡る。（なんと200年前！）
ポルトガル皇太子が創業した由緒ある蔵元。
このキンタを1904年に買い取ったのが、現当主・ジョアオのおじいさん。
ジョアオのお父さんが1979年からドウロで瓶詰・販売を開始したことと、
86年の法改正により、輸出を始めた！

元々ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアという町でのみ熟成が認められていたため、
未だに大多数のポートはネゴシアンが造るスタイル。
インファンタードのこの行動は『ネゴシアン』に渡さなくても、
ドウロから造れる！と地元の生産者たちに勇気を与えた。

～初の自然派ポートはこうして生まれた～
ポートワインも甘くてシロップのような飲み疲れするものではなく、
ワインとしてもっと楽しめるべきだと考えている。
アルコール発酵の期間は、通常の1.5倍！
より残糖を抑えて、よりナチュラルになるように努めている。
酒精強化のアルコール（もちろんこれもビオ）の添加量も
通常のポートより少なくて済むので、ぶどう本来の味わいや純粋さを表現できる。
こうして、清々しく、超やわらかな口中とろけるようなポートが産まれた！