弘前ネッビオーロ

HIROSAKI NEBBIOLO 2020

Region：日本　青森

Grape：ネッビオーロ

Category：赤

日本のネッビオーロ、想像以上です。感動しました。

オレンジがかったかなり淡めのガーネット色に期待が高まります。
20年ヴィンテージ、まだ早いかなと思いきや…
十分にほぐれていて、スルリと喉を通り、良い塩梅の余韻もしっかり。
熟れた赤系ベリーやチェリーの果実、タンニンも非常に柔らかく、酸の出方も絶妙なバランスです◎

津軽の霊峰、岩木山を望む約 1.5 ヘクタールの自社畑の樹齢 8～16 年のネッビオーロから造られる、サスィーノを代表するワイン。
2020 年は夏場や秋の降雨量が多かったが、過去最高の収穫量を迎えたヴィンテージとなった。
完熟したネッビオーロの収穫はすべて手摘みで行い、丁寧な選果の後ワインを仕込み、フランス産の 228L の小樽でマロラクティック発酵と約 10 ヶ月の熟成。

【生産者情報】

青森県弘前市、地産地消にこだわるイタリアンレストラン「オステリアエノテカ ダ・サスィーノ」の笹森通彰氏が、自分で育てたブドウからワインを造りたいとの想いから、2010年に醸造免許を取得。
霊峰岩木山を臨む畑でネッビオーロ、マルヴァジア、シャルドネなどを中心に栽培・醸造を行っています。

現在畑は1.4ha広さ。イタリア品種ネッビオーロを主に扱う。
ネッビオーロは日本での生産量はまだまだ少なく、ここの知名度が上がれば、結果世界からの注目も集まるのではないか。弘前への恩返しの意味も込めて、ワインと向き合う日々。
弘前市を「ハウスワイン特区」にすべく自ら行動。前例の無いワインづくりに苦戦しつつも、今では高い評価を受けています。